写真が嫌い

小さな町の写真館の物語
「写真が嫌い」

たくさんの人を撮ってきて感じる事は 写真が嫌いという人が大勢いることだ

しかし他人が写っている写真が嫌いと言う人は少ない

あくまでも自分が写っている写真が嫌いということで 言い方を変えると写真に写っている自分の顔が嫌いのようだ

ところが、そういった人でも日常的に鏡をみてどんな風に他人に見えるか気にしている
その時は平気なのにどうして写真は嫌なのか

謎が残る

結論は 写真に写っているときの自分の顔が嫌ということ

写真を構えられた心境をモニタリングしてみると カメラを向けられた時に瞬間的に生じる感情が影響を及ぼしている

撮る立場として思いつくだけでもこんな感じ

①羞恥
②迷惑
③怒り
④不安
⑤動揺
⑥喜び

当然ながらこんな感情が混ざり合いながら吹き出している状態なので 写真に写る自分と鏡でみる自分とかけ離れていても仕方が無い

もう一つ写真はその瞬間の表情のまま形を変えられない事でやり直しがきかないということも緊張感を高める原因となる

写真に対して極度に緊張する人もいるということを理解してその緊張度に合ったアプローチが撮影者には求められている
いい写真を残すためには撮られる方の心がけしだい
よい撮影者とは よきコーチでありよきサポーターです
撮り終わったときは とっても楽しかったと
不思議とみなさまそうおっしゃいます
見せたくなる素顔 とっておき笑顔の写真スタジオ
アトリエさくら をよろしくお願いいたします

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