小さな町の写真館の物語
「子供の目は正直」
お孫さんと一緒の写真が撮りたいお客様がいらっしゃいました
ご本人の記念日ということでお一人の撮影の後 お孫さんも駆けつけていただいて賑やかに撮影したいとはりきっていました
後で伺うと力が入ってとても肩が凝ったという感想でしたそれを聞いてやはりそう見えてましたとお伝えすると笑みがこぼれました
初めはぎこちなかったポージングも徐々に力が抜けていき
みるみるリラックスされて普段の柔らかい表情にほぐれていきます
そうしていると集合時間になりましたので お孫さん達が駆けつけてくれました やはり大好きなお孫さんが近くにいると感じるだけで自然と気持ちが優しく表情も明るく変化しました お孫さん達も写真を残す応援をしてくれています
写真選びの時にお孫さんも一緒に選んでくれました
その際 不思議とご本人がいいとおっしゃる写真と7歳のお孫さんがいいと指し示す写真が分かれてしまいました
本当にこれがいいと思うの?と怪訝な顔のお客様でしたが 私達にはその理由がよく分かりました
人の写真を見る基準と自分の写真を選ぶ基準が違うんです
今回は家族に写真を残したいという目的の撮影でしたのでご家族の目線で選ばれた写真がご本人にも納得されて採用されました
お孫さんとの記念写真には幸せそうな表情でほほえむ
笑顔の写真が収められました
いい写真を残すには 撮られる方の心がけしだい
よい撮影者とは よきコーチでありよきサポーターです
撮り終わったときは とっても楽しかったと
不思議とみなさまそうおっしゃいます
見せたくなる素顔 とっておき笑顔の写真スタジオ
アトリエさくら をよろしくお願いいたします