一人暮らしの話相手

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小さな町の写真館の物語
「一人暮らしの話相手」

今年もお盆が訪れました

特別な飾り付けをしたり 迎え火をたいたりと お盆ならではのこともあり 身近な故人を偲ぶ時間を過ごします

今日は親しい方がふとこぼしたお話しです
パートナーを病気で亡くしたその方はそれから10年足らず一人暮らしをして暮らしています
息子さんが週に一度必ず必要な買い物などのために訪れるとのことで自分で必要な事はできる80歳を越える女性です

お友達や親戚の方も近くにいらっしゃるとのことですがしょっちゅう合うのでもないので一週間に息子さんと話す事が数少ない会話だとおっしゃいます

ラジオがお好きでテレビもあるので色んな情報はあるのですが決定的に不足しているのは誰かと会話する事だそうです 全然話さないでいるとしゃべる事も忘れてしまいそうになるのだとか 一人暮らしの寂しさと感じます

その女性がおっしゃるには
無くなったパートナーの方の遺影写真が朝夕の挨拶の相手だということです 愚痴を聞いてもらうこともあるそうですし笑顔の遺影写真ではなにを言っても笑って聞いてくれるそうです

ご主人の写真は女性にとって
生きている話相手と同じだと

自分が亡くなった後でもご家族にとって生活をする中で一緒に会話し一緒に感じることができる大切なものが遺影写真といっても言い過ぎではない

その女性は今では1枚きりではなくもっと色んな表情や服装の写真があったらもっといいと心境を明かしてくれました
ふとした一言から貴重な意見をいただけたと思います
いい写真を残すには 撮られる方の心がけしだい
よい撮影者とは よきコーチでありよきサポーターです
撮り終わったときは とっても楽しかったと
不思議とみなさまそうおっしゃいます
見せたくなる素顔 とっておき笑顔の写真スタジオ
アトリエさくら をよろしくお願いいたします

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